NEXT 10 YEARS 先輩社員の声

取締役 小田木 朝子

これまでの事業や取り組み

私は創業メンバーとしてNOKIOOに加わり、主に女性活躍・働き方改革に関わる事業開発、行政事業や企業研修を担当しています。
これらの取り組みは、2013年に子どもを持つ女性のためのワークショップ「育勉セミナー」を地域で始めたことがスタートです。その後、ママネットワーク育成と広告事業、行政事業、企業研修と広がっていきました。無料のワークショップから始まった取り組みが、事業になっていく過程とそこでの試行錯誤、多くの人やパートナーとの協働を振り返るとあっという間だったと感じます。
なぜ女性事業だったのか。きっかけは主に二つあります。私自身の出産と両立で、働くことや仕事への価値観が大きく転換したこと。そして、働き方や自分のキャリアを模索する多くの方と関わったこと。私たちを取り巻く環境の変化に対応しながら、子どもも自分も大事にしたい人が働いて幸せになるために本当に大事なことは何なのか、私自身が考えて試行錯誤する中で、このテーマは必然だったように思います。
何かを新しく始めるときは、そのことについては経験値ゼロから始まります。新しい事業は小さく試してみる、取り組みや関わる人からフィードバックを得る、それをもとに考え方ややり方を更新する、の繰り返しから生まれるのだと実感しました。
私にとって、この6年の間に、いろんなことが大きく変化しました。
女性や働き方に関する社会環境、企業の考え方の変化は言うまでもなく、NOKIOOという組織も事業内容も、メンバーとの関係性やチームづくりも大きく変わったと思います。これからもより良い形を目指して変わっていくでしょう。
2020年に10期目を迎え、これまでの経験やノウハウの蓄積をもとに、仲間と一緒に、ますます面白い事業をつくっていけるわくわく感があります。

今後何を目指すのか

例えば、子どもを持つこととは、一歩引いて見ると「とても不確実で、とても大事なものを抱えて生きるようになること」と考えられるんじゃないかと思います。
そう考えると、両立期にある働く個人は、不確実性への対応力を上げていると言えるし、本人や周囲が意識することで、もっと力を磨いていけるはずです。
企業にとっては、もはや社員はひとりひとり大事にしたい事情を抱えながら働く時代。子育て、介護、家族や自分のケガや病気に向き合う人もいるし、いろいろなことが起こるわけですが、それらは「制約」ではなく「その人が大事にしたい事情」です。この数年で、そうした個々の事情を大事にできることが、結果として個人やチームのパフォーマンスを上げることにつながると痛感しています。そうした事情を抱える人材の力を引き出し、活かせる環境や仕組みを整えていくことで、企業は変化に強く成長できるんじゃないでしょうか。
私たちは、これからの事業を通じて、個人が幸せに働くための力を磨き、企業がそうした人材を採用し活かしていく仕組みを地域につくっていきたい。
具体的には、スキルや経験が活かせていない女性のための教育付き就労マッチング事業(未来型スキル事業)、女性活躍や働き方改革を推進するための企業研修事業。これらは、これまでに蓄積した経験や資産を活かして伸ばしていく事業です。
新しい取り組みとしては、2020年に育休中の女性の学び事業「育休schoola(スクラ)」が立ち上がります。フルオンライン・双方向の学習サービスで、自宅にいながら楽しくて夢中になれるような学習体験を個人に提供し、そうした学びを得た人材が組織で活躍していくスキームを描きたいと考えています。
NOKIOOには様々な事業がありますが、事業を提供する私たちも、事業を通じて関わる人も、そもそも働くことは楽しく、学ぶことも「楽しいからやる!」という価値観を共有できたらと思っています。楽しんで働いて、誰かの役に立ってやりがいを感じ、夢中になってやるうちに成長できたら、こんなに面白いことはないですよね。

大事にしていること

NOKIOOのメンバーは、本当に多様な経歴のいろいろな人がいます。男女にかかわらず子育て世代が多いです。みんなそれぞれ価値観は違うし、大事にしていることも、置かれた環境も違う。静岡市や富士市、大分県からフルリモートで仕事をするメンバーもいます。
例えば、子どもが小さい女性メンバーも、どう働きたいかはひとりひとり違う。仕事はできる限りオフィスで集中したい人、子どもが帰宅するまでに帰って自宅でやりたい人もいるし、今は仕事時間を短くしたい人もいる。そして現実は、その日の状況次第で、ベストな働き方も変わる。NOKIOOでは、時間当たりのパフォーマンスと、チーム・仲間への貢献を大事にする意識があれば、自分が一番力を発揮できると思える働き方をする自主性を大事にしています。
なぜそれが可能なのかというと、オープンな情報共有と、仲間と信頼関係を築ける対話、効率的に仕事ができるクラウドツールが挙げられます。短い時間でも、オフィスで常に一緒にいなくても、一体感を持って仕事ができる仕組みや風土づくりを工夫しています。
NOKIOOは変化が速いとよく言われます。事業をやりながら収集した経験や気づきを、どんどん計画に反映させていくからでしょう。計画したら小さく試し、顧客からフィードバックを受けてブラッシュアップします。考えているうちにも環境はどんどん変わる。事業も個人も、スピードと、変化に柔軟なことが、これからますます重要になると思っています。 そうした仕事のやり方と、その実践で得られるスキルや経験値を魅力に感じる方には、とても刺激ある良い環境だと思います。